7番の奥歯をインプラントにする必要はある?一番奥の歯を失った場合の治療法

皆さん、こんにちは。川越のまつむら歯科クリニックです。前から数えて7番目にある第二大臼歯は、一番奥に位置することが多い歯です。そのため、失っても「見えないし、6番まで残っていればインプラントにしなくてもよいのでは?」と考える患者さんもいます。実際には、7番を治療する必要性は患者さんの口腔内によって異なります。今回は、7番を失った場合の考え方を解説します。
7番は食べ物を噛む役割を持つ
7番は奥歯の中でも比較的大きな歯で、6番とともに食べ物をすりつぶす役割を担っています。
そのため、7番を失うことで噛める面積が減り、反対側ばかりで食事をするようになる患者さんもいます。
一方、6番まで健康に残っていて十分に噛めているケースでは、7番を失った直後に大きな不自由を感じないこともあります。
「7番がないから必ずインプラントが必要」と一律に判断することはできません。
反対側の歯の状態も確認する
7番を失った場合に確認したいのが、上下で噛み合っていた反対側の歯です。
噛み合う相手がなくなると、反対側の歯が少しずつ移動してくることがあります。
また、片側の奥歯だけがなくなると、反対側で噛む癖が強まり、残っている歯への負担が偏る可能性もあります。
インプラントを入れるかどうかは、失った場所だけでなく、上下左右の歯や噛み合わせを確認したうえで判断します。
7番のインプラントでは骨の状態も重要
下あごの7番付近では、顎の骨の中を通る神経との距離を確認する必要があります。
上あごでは、上顎洞と呼ばれる空洞との位置関係が重要です。
骨の高さが不足している場合には骨造成などが必要になることもあり、患者さんによって治療の難易度や期間が異なります。
そのため、CTなどを使って骨の形や神経、上顎洞との位置関係を確認します。
インプラント以外の選択肢も含めて検討する
一番奥の7番を失った場合、歯の位置によっては一般的なブリッジが難しいことがあります。
部分入れ歯を使用する方法や、口腔内の条件によっては経過観察を選択することもあります。
治療をしない場合についても、噛み合わせや他の歯への影響を定期的に確認することが大切です。
川越で7番のインプラントを検討している患者さんは、「一番奥だから必要ない」「必ず入れた方がよい」と決めつけず、残存歯や噛み合わせを含めて歯医者に相談しましょう。
まとめ
7番の奥歯を失った場合、必ずインプラント治療が必要になるわけではありません。6番までの歯の状態、反対側の歯、噛み合わせ、顎の骨などによって治療の必要性は異なります。インプラントを入れるメリットだけでなく、治療をしない場合の影響や他の選択肢についても説明を受け、自分のお口に合った方法を検討することが重要です。














