歯を全て失った場合のインプラント治療
高齢になると、全ての歯を失っている方も珍しくはありません。
虫歯や歯周病などで、次第に歯は失われていきます。
ですから、川越のインプラント歯科にも、そうした全ての歯を失った患者さんが来院されることも珍しくはありません。
その一方で、もちろん80歳になっても20本以上の歯が残っているご老人も沢山いらっしゃいます。
ともあれ、全ての歯を失った場合には、まず、総入れ歯と呼ばれる補綴治療が考えられるかと思います。
総入れ歯というのは、上の歯も下の歯も全て人工歯で作られた完璧な入れ歯です。
こうした総入れ歯を作ってほしいと、川越のインプラント歯科に頼みに来る患者さんもいらっしゃいます。
▽総入れ歯が最も良い治療法なのか
そこで気になるのが、総入れ歯のデメリットです。
全ての歯を失ったわけですから、最早、入れ歯を入れる他ないように思えますので、多少のデメリットも目を瞑るべきなのかもしれません。
そういった形で、特に迷わず総入れ歯を希望して、川越のインプラント歯科を訪れる方も少なくはありません。
ただ、全ての歯を失ったケースでも、実はインプラント治療が可能なのです。
▽「オールオンフォー」という治療法
最近、川越のインプラント歯科に限らず、全国的にも行われるようになっているのが「オールオンフォー」と呼ばれる治療法です。
これは、全ての歯を失った患者さんに対して行われるインプラント治療です。
具体的には、顎の骨に4本のインプラント体を埋め込んで、その上に、総入れ歯の形をした装置をはめ込みます。
つまり、4つの歯根でもって、総入れ歯を固定とするのがオールオンフォーです。
川越のインプラント歯科でも、このオールオンフォーを実施しているクリニックは多いかと思います。
なぜなら、オールオンフォーであれば、きちんとした土台の上に入れ歯を装着することができるため、通常の総入れ歯とは装着感などが大きく異なるのです。
たった4つの人工歯根だけで、本当に支えられるのか不安でもありますよね。
そうした疑問や不安は、川越のインプラント歯科でもよく寄せられるものです。
ただ、総入れ歯のケースを考えてみましょう。
当然のことながら、入れ歯というのは、歯根がありません。
元々ある歯に引っかけたりするだけのものですから、安定感がないのも当然ですね。
ですから、いざオールオンフォーで治療をしてみると、その違いに驚かれるかと思います。