インプラント治療は痛いのか?痛みの強さや経過を解説

皆さん、こんにちは。川越のまつむら歯科クリニックです。
インプラント治療を検討されている患者さんから、「痛みはどれくらいありますか?」というご質問をよくいただきます。自分に合う治療なのか判断するためにも、痛みの程度や術後の経過を知っておくことは大切です。本記事では、医学的な根拠に基づきわかりやすく解説します。
インプラント治療はそれほど痛くない?
インプラント治療と聞くと「顎の骨に穴をあける」といったイメージから強い痛みを想像しがちですが、実際には思っているほど痛みが強くないケースが多いのが特徴です。手術中は歯茎に局所麻酔を行うため、痛みを感じることはほとんどありません。麻酔の効き方は個人差がありますが、当院では患者さんの状態に合わせて量を調整し、痛みに配慮して治療を進めています。
さらに、インプラント手術は事前の診査・診断が極めて重要です。レントゲンやCTで顎の骨の状態、噛み合わせ、歯茎の厚みなどを確認し、安全に埋入できる角度や深さを綿密に計画します。この精密な準備によって、周囲の組織に余計な負担をかけずに治療ができるため、痛みのリスクを最小限に抑えられます。
また、術後の痛みは親知らずの抜歯後に似た感覚と言われることがありますが、痛み止めを適切に使用すれば日常生活に支障が出るほどの強い痛みが続くことはまれです。川越周辺で歯医者を探してインプラント治療を検討している方も、過度に心配される必要はありません。ただし、骨の量が少ないケースや骨造成を併用した場合は、通常より腫れや痛みが出やすいことがあります。
インプラントの痛みの経過について
インプラント治療後の痛みは、一般的に数日〜1週間程度で落ち着きます。ここからは、経過に沿って痛みの特徴を説明します。
◎手術当日〜翌日
麻酔が切れてくると、軽い鈍痛や違和感が出ることがあります。痛み止めを服用することで多くの患者さんが問題なく過ごせます。歯茎を切開した場合は縫合部分が刺激されやすいため、強くうがいをしたり噛み合わせに負担をかけたりしないよう注意が必要です。
◎2〜3日後
腫れがピークになる時期です。見た目の腫れは気になるかもしれませんが、痛みが強くなることは少なく、処方された薬を服用すれば通常の生活が可能な患者さんがほとんどです。冷やしすぎると血流が悪くなり治りが遅れるため、冷却は当日〜翌日までを目安にしましょう。
◎4日〜1週間後
腫れが徐々に引き、痛みも落ち着きます。噛む力を強くかけると痛むことがありますが、無理のない範囲なら食事も通常に近づけて問題ありません。ただし、傷口が完全に塞がるまでは硬い物や粘つく食品は避けてください。
◎1〜3ヶ月後
インプラント体と骨が結合していく期間です。通常は痛みなく経過しますが、強い力が加わると負担となるため、噛み合わせの調整を行いながら慎重に進めます。痛みが続く場合は、炎症や過負荷が起きている可能性があるため早めに歯医者へご相談ください。
まとめ
インプラント治療は、麻酔や精密な診査によって痛みを抑えながら行える治療です。術後は数日〜1週間で痛みが落ち着くことが多く、適切なケアを行えば安心して日常生活を送れます。川越でインプラント治療を検討中の患者さんは、痛みの不安も含めてお気軽にまつむら歯科クリニックへご相談ください。














