インプラント手術を受けた後の注意点について
インプラント手術は、いわゆる外科手術であり、必要以上に緊張を強いられるかもしれませんが、いざ受けてみると“あっという間に終わった”という感想を受ける人がほとんどです。ケースにもよりますが手術時間は1時間程度であり、患者さまの心身にかかる負担もそれほど大きくはありません。ただ、それで安心してしまうのは良くありませんよ。インプラント手術を受けた後にも注意すべき点がいくつかあるからです。
▼その日は安静に過ごしましょう
どんな手術もそうですが、処置が終わった直後に激しい運動をすることは良くありません。飲酒や喫煙、熱い湯船に浸かることも、全身の血行を良くし、傷口を開く恐れがあるため控えるようにしましょう。インプラントを埋め込んだ部分はケガをした状態と同じであるため、手術を受けた当日はとにかく安静に過ごすことが大切です。食事はしていただいて問題ありませんが、インプラントを埋め込んだ部分で噛まないように注意してください。
▼手術翌日は消毒を受けましょう
親知らずの抜歯を行った場合も同じですが、歯茎を切開して、顎の骨に大きな負担をかけるような処置を行った翌日は、歯科医院で経過を診てもらう必要があります。傷口の消毒も必須となっていますので、インプラント手術を受ける場合は、翌日の予定もしっかり空けておくことが大切です。
▼メンテナンスを定期的に受けましょう
インプラント手術後、人工歯根が顎の骨と結合するまでには半年程度かかることも珍しくありません。その間も定期的に歯科医院を受診して、メンテナンスを受けることが大切です。被せ物に相当する上部構造を装着した後も、3~4ヶ月に1回くらいの頻度でメンテナンスを受けることで、インプラントの寿命を延ばすことが可能となります。インプラントは天然歯よりも歯周病にかかりやすいため、定期的な検診とプロフェッショナルケアが極めて重要となってくるのです。
▼まとめ
今回は、インプラント手術を受けた後の注意点について解説しました。とても大切な内容が含まれていますので、インプラント手術を控えている方はしっかり頭に入れておくようにしてください。その他にもインプラント手術で不安な点があれば、いつでもお気軽に川越まつむら歯科クリニックまでご相談ください。当院は川越でインプラント治療に力を入れている歯医者さんです。