インプラントは子供でも受けられる?
インプラントには何となく高齢の人が受けるイメージがあるかと思いますが、若い人こそ見た目が自然でよく噛める人工歯が欲しいものですよね。歯というのは、虫歯や歯周病だけでなく、交通事故などによっても失うことがあるため、若い人でもインプラントを希望される方は一定数いらっしゃいます。今回はそんなインプラント治療と年齢について詳しく解説します。
▼子供にインプラントはNG
インプラントは、基本的に子供に適応することはありません。とくに発育途上にある年齢でインプラントを埋め込んでしまうと、顎の骨やその他の歯の発育を妨げることがあるため、原則として成人してから受けることになります。もちろん、交通事故などで歯を失ってしまった場合は、見た目も自然なインプラントで治療したいという気持ちもよく理解できるものの、現状はなかなか難しいです。そうしたケースでは、歯や顎の骨の成長を妨げない入れ歯などで、一時的に治療することになります。成人してからであれば、インプラント治療に移行することが可能です。
▼20~30代なら問題ありません
川越のまつむら歯科クリニックでは、20代や30代といった若い人にインプラント治療を実施することもあります。正直、若い人にはインプラントはまだ早いということはまったくなく、ある意味で若い人こそインプラント治療を受けていただきたいと思っているくらいです。なぜなら、失った歯を入れ歯やブリッジで治療するとなると、患者さまが失うものもそれなりに大きくなるからです。
▼ブリッジや入れ歯で失うものとは?
失った歯をブリッジで補う場合は、両隣の歯を大きく削らなければなりません。しかも噛んだ時の力はそれら支台歯が受け止めることになるので、残った歯にかかる負担は極めて大きいと言わざるを得ません。入れ歯に関しては、歯を大きく削る必要はないものの、失った歯の部分の顎の骨がどんどん痩せていってしまうことから、お口全体の健康を損なうことにつながります。
▼まとめ
今回は、インプラント治療の年齢制限について解説しました。インプラント治療は基本的に成人が対象となっておりますので、子供に実施することはできません。歯や顎の骨の発育が完了し、全身状態が良好であれば若い人でも高齢の人でも受けることができますので、関心のある方はお気軽に川越のまつむら歯科クリニックまでご相談ください。