インプラントの手術時間は?前後の入院は?

皆さん、こんにちは。川越のまつむら歯科クリニックです。
インプラント治療を検討する際、「手術にどれくらい時間がかかるのか」「入院は必要なのか」と不安を感じる方も多いでしょう。今回は、手術時間の目安や流れ、入院の必要性について詳しく解説します。
インプラントの手術時間は?
インプラントの手術時間は、1本あたりおよそ30分〜1時間程度が一般的です。ただし、骨の状態や本数によって変動します。たとえば、骨量が十分にあり、単純な埋入で済む場合は30分ほどで完了しますが、骨造成(GBR)やサイナスリフトといった処置を併用する場合は、1時間半〜2時間かかることもあります。
手術の流れ
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麻酔の実施
手術は局所麻酔で行われます。痛みを感じにくくするため、事前に表面麻酔を使用することもあります。 -
歯茎の切開と骨の形成
歯茎を切開して、顎の骨にインプラント体を埋め込むための穴を作ります。 -
インプラントの埋入
チタン製のインプラントを骨に埋め込み、縫合します。 -
治癒期間
埋入後は数ヶ月の治癒期間を設け、骨とインプラントが結合(オッセオインテグレーション)するのを待ちます。
なお、全体の治療期間は数ヶ月から半年程度が目安です。手術当日は緊張するかもしれませんが、当院では患者さんの状態を丁寧に確認し、安全に進めております。
インプラント手術前後の入院について
結論から言うと、インプラント手術で入院は不要です。手術は局所麻酔下で行うため、意識があり、手術後もすぐに歩いて帰宅できます。
ただし、以下のようなケースでは、短期の安静や特別な対応が必要になることもあります。
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骨造成などを伴い、手術時間が長引いた場合
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全身疾患(糖尿病、高血圧など)がある場合
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全身麻酔や静脈内鎮静法を併用した場合
これらの場合も、多くは日帰りでの対応が可能です。静脈内鎮静を用いた場合は、麻酔が完全に覚めるまでクリニック内で休んでから帰宅します。
手術後の過ごし方
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当日は激しい運動や入浴を避け、安静に過ごす
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歯茎を刺激しないようにやわらかい食事をとる
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処方された薬(抗生物質・痛み止め)を指示通り服用する
手術後の腫れや違和感は数日で落ち着きますが、強い痛みや出血がある場合は、早めに歯医者へ相談してください。川越のまつむら歯科クリニックでは、術後の経過も丁寧にフォローし、安心して治療を続けられる環境を整えています。
まとめ
インプラントの手術時間は1本あたり30分〜1時間ほどで、基本的に入院の必要はありません。術後は数日間の安静を心がけることで、回復もスムーズに進みます。川越でインプラント治療を検討中の方は、まつむら歯科クリニックへお気軽にご相談ください。患者さん一人ひとりの骨や噛み合わせの状態を見極め、安全で長持ちする治療をご提案いたします。














