インプラントに寿命がきたら交換できる?
皆さん、こんにちは。川越のまつむら歯科クリニックです。
インプラントは天然の歯に近い機能を取り戻せる治療法ですが、「一生もつのか?」「もし寿命がきたら交換できるのか?」と気になる方も多いでしょう。今回は、インプラントの寿命と交換について、川越で歯医者をお探しの方にもわかりやすく解説いたします。
インプラントの交換は可能です
インプラントは基本的にチタンなど生体親和性の高い素材で作られており、適切なメンテナンスを行えば10年以上、20年以上使用できることも珍しくありません。しかし、永久的に持つわけではありません。加齢や噛み合わせの変化、歯茎や骨の状態の悪化、歯ぎしりなどが原因で、インプラントにも寿命が訪れることがあります。
インプラントに寿命がきた場合、交換は可能です。ただし、インプラント治療は「人工歯部分(上部構造)」と「顎の骨に埋まっているインプラント体(フィクスチャー)」で構成されており、交換する箇所は状態によって異なります。
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上部構造(被せ物)のみ交換
セラミックの破損や経年劣化がある場合、インプラント体を残したまま上部構造だけを交換することができます。 -
インプラント体ごと交換
骨との結合が弱くなった場合や、周囲の歯茎・骨にトラブルが生じた場合には、インプラント体の撤去と再埋入が必要になるケースもあります。ただし、骨の量が十分にあるか、骨造成が必要かなど、事前に精密な診査が必要です。
インプラントの交換は通常のインプラント治療と比べ、治療計画がやや複雑になるため、川越で実績のある歯医者に相談することが大切です。
インプラントが寿命がきたときの治療の選択肢
インプラントに寿命がきた場合、以下のような治療選択肢が考えられます。
1. 再インプラント治療
現在のインプラントを撤去し、必要に応じて骨造成を行ったうえで、新たなインプラントを埋入する方法です。
骨の状態が良好であれば、再インプラントが可能なケースも多く見られます。ただし、喫煙習慣や重度の歯周病がある場合は注意が必要です。
2. 上部構造の交換のみ
インプラント体(フィクスチャー)がしっかり骨と結合している場合には、被せ物(上部構造)だけを新しく作製して交換する方法が選択されます。
この場合、治療期間や費用の負担も比較的軽く済むことが多いです。
3. ブリッジや入れ歯への変更
何らかの理由で再インプラントが難しい場合、インプラントを撤去したうえでブリッジや入れ歯を選択することもあります。
例えば、顎の骨の吸収が著しく進行していたり、持病により外科手術が難しい場合などです。
ブリッジや入れ歯も、適切に設計することで快適に噛むことができますので、担当の歯科医師とよく相談して決めましょう。
インプラントは、寿命を迎える前に定期検診とメンテナンスを継続することが非常に重要です。川越周辺でインプラントのチェックや交換をお考えの方は、ぜひ一度、まつむら歯科クリニックにご相談ください。
まとめ
インプラントに寿命がきた場合でも、状態に応じて交換や新たな治療を行うことが可能です。上部構造のみの交換で済むケースもあれば、インプラント体の再埋入が必要なこともあります。重要なのは、日頃からしっかりメンテナンスを続け、寿命を延ばす努力をすることです。川越で歯医者をお探しの方、インプラント治療に不安のある方は、まつむら歯科クリニックにお気軽にご相談ください。