インプラントにもデメリットはある?
インプラントが優れた治療法であることはもうすでに皆さんもよくご存知かと思いますが、デメリットについてはあまり触れられないため、詳しく知りたいという方も多いことでしょう。そこで今回はあえてインプラントのデメリットだけに焦点を当てて、この治療法の特徴を詳しく解説したいと思います。
▼治療期間がやや長い
治療にかかる期間というのは、患者さまの満足度に大きな影響を与える要素でもあります。当然ですが治療期間は短ければ短いほどいいですよね。失った歯を保険診療の入れ歯を選択した場合は、だいたい1ヶ月程度で治療が完了しますが、インプラントの場合はもう少し長くなります。インプラントを埋め込む本数や位置、患者さまの顎の骨の状態などによっても変動するものの、6~8ヶ月はかかるものとお考えください。
ただし、その期間中、毎週のように通院しなければならないというわけではなく、通う頻度はかなり低くなります。とくに顎の骨に人工歯根を埋め込んだ後は、3~6ヶ月程度、治癒するのを待たなければならないため、全体の通院回数は入れ歯やブリッジによる治療とそれほど大きな違いはないといえます。
▼外科手術が必須となる
インプラント治療では、人工歯根を顎の骨に埋め込む外科手術が必須となります。これはインプラント治療の“かなめ”ともなるプロセスなので、省くことは不可能ですが、皆さんが想像しているような外科手術とは少し異なる点を強調しておきたいです。病院などで受ける外科手術は、麻酔科医が患者さんに全身麻酔を施し、たくさんのスタッフに囲まれた中で長時間処置を施すのが一般的なイメージですが、インプラント手術はそれほど大掛かりなものではありません。どちらかというと、口腔外科で行う難症例の抜歯に近いため、過剰に心配する必要はありませんよ。
▼まとめ
今回はインプラントのデメリットについて解説しました。インプラントにはその他、保険が適用されなかったり、治療後のメンテナンスが必須となったりするなどのデメリットがありますので、さらに詳しく知りたい方は、川越のまつむら歯科クリニックまでご相談ください。当院ではインプラントのカウンセリングを無料で行っております。