インプラントで痛いのはいつまで?
皆さん、こんにちは。川越のまつむら歯科クリニックです。
インプラント治療を検討されている患者さんからよくいただくご質問のひとつが「痛みはどのくらい続きますか?」というものです。インプラント治療は外科処置を伴うため、術後の痛みが気になる方も多いでしょう。今回は、痛みが続く期間や注意すべきサインについて詳しく解説いたします。
インプラント手術後に痛みが続く期間
インプラント手術は、歯茎を切開して顎の骨に人工歯根(インプラント体)を埋め込む外科的処置です。そのため、術後には一時的な痛みや腫れが生じます。
●一般的な痛みの期間
通常、痛みは術後1〜3日がピークで、その後は徐々に軽減していきます。多くの患者さんは、1週間程度で痛みがほとんど気にならなくなります。市販の鎮痛薬や処方された痛み止めを服用することで、日常生活に支障が出ることはあまりありません。
●腫れや違和感も伴うことがある
痛みとともに、歯茎の腫れやアザ、頬のつっぱり感を感じることもありますが、これらも術後数日から1週間で落ち着くのが一般的です。患部を冷やしすぎると血流が悪くなるため、冷却は適度に行いましょう。
●抜糸後も少し違和感が残ることがある
縫合した歯茎は、1週間から10日程度で抜糸されますが、その後もしばらくは歯茎に違和感を覚えることがあります。ただし、これも時間とともに自然に改善しますので、過度に心配する必要はありません。
インプラント治療後の痛みが長引く場合は要注意
一方で、術後1週間以上経過しても強い痛みが続いたり、日ごとに悪化しているような場合は注意が必要です。
●考えられる原因
・感染(インプラント周囲炎)
歯茎や骨の中に細菌が入り込むと、強い炎症を起こして痛みや腫れが長引きます。放置すると、インプラントが抜け落ちるリスクもあるため、早期の処置が必要です。
・インプラントと噛み合わせの不調和
噛み合わせが合っていないと、インプラント部位に過剰な力がかかり、歯茎や骨に負担をかけてしまいます。歯医者で早めに調整してもらうことで症状が改善することがあります。
・神経の損傷
ごくまれに、インプラントが神経に近接することで持続的なしびれや痛みを感じるケースもあります。この場合は、専門的な診断が必要です。
●異常を感じたらすぐ歯科医院へ
術後の痛みが長引いたり、腫れや出血が治まらない場合は、川越のまつむら歯科クリニックまでお気軽にご相談ください。インプラント治療後の経過には個人差がありますが、適切なフォローが重要です。
まとめ
インプラント治療後の痛みは、通常1週間ほどで落ち着きます。しかし、痛みが長引いたり悪化する場合は、感染や噛み合わせの問題などが隠れている可能性があります。川越でインプラントをご検討中の方は、信頼できる歯医者に相談し、万全のサポート体制のもとで治療を進めていくことをおすすめします。