インプラント治療と糖尿病との関係について
▽どうして糖尿病と関係あるの?
川越のインプラント歯科でもそうですが、インプラント治療は糖尿病患者さんでは難しいという説明を受けることがあるかと思います。
一見すると、糖尿病とインプラントというのは、全く結びつきませんよね?
川越の歯科にも、インプラント治療を行っているクリニックは沢山ありますが、こうした説明をした際に、やはり疑問に思う患者さんが大半のようです。
そこでまず、糖尿病になると、体にどういった異常が現れてくるのかを考えてみましょう。
▽糖尿病だと血管にダメージが加わっている!?
糖尿病は、最早国民病と呼ばれるほど、沢山の日本人が罹っている病気です。
糖尿病になると、血糖値が高い状態が続いていきます。
すると、体の血管が傷つけられていってしまうのです。
特に、体の末端にある毛細血管が一番影響を受けやすいと言えるでしょう。
これは、歯茎に分布している毛細血管が該当します。
ですから、川越のインプラント歯科などで、糖尿病の人はインプラント手術ができないというのは、歯茎の血行が悪くなっている可能性が高いという理由も含まれているのです。
インプラント手術では、チタン製のインプラント体と顎の骨が結合しなくてはいけません。
この結合というのは、歯に分布する血管が元気でないと、どうしようもないのです。
▽怪我をしたら血管から栄養が補給される!
例えば、怪我をした時のことを考えてみましょう。
私たちの体は、怪我をしたら自然治癒力によって、徐々に元通りになっていきます。
この時、傷を治す材料となるのが、血液です。
血液には、体を治す色々な成分や栄養素が含まれていますので、血管が沢山分布していることは大切なのです。
そのため、川越のインプラント歯科でも、インプラント治療を希望される患者さんが糖尿病かどうかをきちんと調べるのです。
糖尿病であった場合、歯茎の血管があまり元気ではない可能性が高くなります。
すると、インプラント手術が上手く行っても、顎のの骨とチタンとがきちんと結合しないかもしれません。
そうなったら、患者さんにとっても歯医者さんにとっても、良くない結果を招いてしまいます。
そういった結果を避けるために、川越のインプラント歯科では、糖尿病の患者さんには注意を促しているのです。
もちろん、軽度の糖尿病であれば、それほど問題がないことも多いです。
ケースバイケースと言えます。