入れ歯のようなインプラントがあるって本当?
皆さん、こんにちは。川越のまつむら歯科クリニックです。
「入れ歯のようなインプラントがある」という話を耳にしたことはありますか?従来のインプラントは、歯を1本ずつ固定するのが一般的ですが、実は「インプラントオーバーデンチャー」という方法もあります。これは、インプラントを支えにして入れ歯を安定させる治療法です。今回は、インプラントオーバーデンチャーの特徴や、どのような方に向いているのかについて詳しくご紹介します。
インプラントオーバーデンチャーとは?
インプラントオーバーデンチャーとは、数本のインプラントを顎の骨に埋め込み、その上に取り外し可能な入れ歯(義歯)を固定する治療法です。従来の総入れ歯と比べて、噛み合わせが安定しやすく、しっかりと食事を楽しめる点が特徴です。
通常、総入れ歯は歯茎の粘膜だけで支えられるため、食事中に動きやすく、噛む力が弱まりがちです。しかし、インプラントオーバーデンチャーでは、埋め込んだインプラントが固定源となるため、入れ歯の動きを抑え、より自然な噛み心地を実現できます。
また、この方法は従来のインプラント治療よりもインプラントの本数が少なく済むことが多く、費用面での負担を軽減できる点もメリットです。例えば、すべての歯をインプラントにする場合は10本以上のインプラントが必要になることがありますが、インプラントオーバーデンチャーでは2本から4本程度で済むことが一般的です。
さらに、インプラントと義歯の連結方法には、「ロケーターアタッチメント」と呼ばれるボタン状の装置や、「バーアタッチメント」と呼ばれるバー状の装置を用いるケースがあります。これにより、入れ歯の装着や取り外しが容易になり、日々のお手入れも比較的簡単に行えます。
インプラントオーバーデンチャーが向いている人
インプラントオーバーデンチャーは、次のような方に向いています。
1. 総入れ歯に不満がある方
現在、総入れ歯を使用しているものの「ずれる」「噛みにくい」「話しにくい」といった悩みを持つ方には、インプラントオーバーデンチャーが適しています。インプラントによる固定が入れ歯の安定性を向上させ、違和感を軽減できます。
2. 顎の骨量が少ない方
通常のインプラント治療では、十分な骨量が必要ですが、インプラントオーバーデンチャーは比較的少ない本数のインプラントで済むため、骨量が少ない方でも治療を受けやすいです。骨移植が必要なケースが減るため、身体的な負担も軽減できます。
3. インプラント治療の費用を抑えたい方
すべての歯をインプラントにする場合と比べて、インプラントオーバーデンチャーは必要なインプラントの本数が少なく、費用を抑えやすいのが特徴です。特に、経済的な理由で通常のインプラント治療を諦めていた方にとって、選択肢の一つとなります。
4. 毎日のケアを簡単にしたい方
通常のインプラントは固定式のため、特別なケアが必要ですが、インプラントオーバーデンチャーは取り外しが可能なため、自宅での清掃が容易です。入れ歯の内側やインプラント周囲をしっかりと清掃することで、口腔内の健康を維持しやすくなります。
まとめ
インプラントオーバーデンチャーは、インプラントと入れ歯の利点を組み合わせた治療法で、特に総入れ歯に不満を感じている方や、通常のインプラント治療が難しい方に適しています。川越でインプラント治療を検討されている方は、ぜひ当院の歯医者にご相談ください。患者さん一人ひとりに合った最適な治療法をご提案いたします。